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『初夏を告げる日本池(ビオトープ)！』
日本池のかいぼりをしてから約2週間が経ちました。綺麗になった日本池には、初夏の訪れを告げるかのように、水性植物や花々が元気に育っています。黄色くて丸い花はコオホネと呼ばれ、長い花茎の先端に1つだけ黄色い花を咲かせる植物で、太陽に向かって上を向いて咲いています。アサザも、黄色い花で毎年たくさん咲きます。しかし、アサザは、池や水路の護岸工事や水質汚濁などにより、各地で個体群が消滅、縮小している植物なのだそうです。また、空高く向かい伸びているフトイという植物は、水を浄化してくれる作用があるそうです。
その他、スイレンもとても綺麗に咲いています。また、メダカやタナゴ、カネヒラ、スジエビ、ヌマエビなどの生き物もたくさん住んでいるので、このような植物から恩恵を受けて育っていることも感じます。
先日、3歳児クラスの保育参観の際に、子ども達が保護者の方と一緒に日本池の生き物の観察をしていましたが、色々な発見があったようです。このような体験から、生き物や自然に興味関心がわき、さらには想像力を養ったり、共存することの意味や自然を大切にする心を育んでいくことができればと思っています。
