秋、やっと実り始めた稲。緑色から茶色に稲穂が色を変え始めました。日に日に首を垂れ始め、今度は鳥たちとの闘いが始まります。防鳥ネットを設置し、音を鳴らしたりしながら、稲を守ります。
そして、ついに２０２２年１０月６日、稲刈りをする日がやってきました。大切に育てた稲が収穫の時期を迎え感動、感動、大感動です！ハサミと鎌で刈り取ると、驚くほどの収穫高に！「たくさん穫れた！」「いっぱいご飯食べられるね！」と感動の声が聞こえていました。しかし、これですぐに食卓にご飯が並ぶわけではないことをあらためて知った子ども達。はざ掛けをして刈り取った稲を乾かして、次は脱穀です！稲穂を箸の間に挟んで引っ張るとプチプチと心地よい音がしてお米の粒が取れます。ボウルの縁に稲穂を挟んで引っ張っても綺麗に脱穀ができます。しかし、あまりの穫れ高に想像以上の大変な作業となりました。２４人クラス全員で一時間以上かけてようやく完了！ひと仕事終えた子ども達は、これでようやくおいしいご飯が食べられる！と思ったようですが、まだまだ。ここからもみずりと精米とたくさんの工程が待っています。一粒のありがたみを実感しながら、一つひとつの工程に一所懸命に向き合う子ども達。