「終戦記念日」
子ども達に伝えるには少し難しいけれど、きちんと伝えておきたい大切な日「終戦記念日」。沢山の人が亡くなったり、怪我をしたり、家族や友達と離れ離れになったり、家が焼けてなくなったり、食べ物がなくなったりして、とても辛くて悲しい思いをしたこと、 そして、8月15日に「もうこれから二度と戦争はしません」という約束をし、戦争を終わらせたということを毎年伝えています。難しい話にも子ども達は耳を傾け、真剣な表情をしながらもしっかりと受け止めていたようです。とても悲しいことだけれど、これからまた同じように戦争を起こすことがないように、悲しかった出来事を忘れないようにしていかなくてはなりません。 皆で、命の大切さについても考えることができました。戦争で亡くなった人達が安心してゆっくりと眠れるように「もう戦争はしません」という思いを込めてお祈りをしました。
自由の星では、終戦記念日おやつとして毎年すいとんを提供しています。戦時中の食料難の時期には、粗悪な粉とわずかな野菜で作られる「すいとん」が日本人の食生活を支えていたそうです。今日は現代風の美味しいすいとんを食べ、「戦争」、「命」、「食の大切さ」などについて子ども達に伝えながらおやつの時間を過ごしました。毎日ごはんが食べられることや、友達と遊べることなど、平和にすごせている背景には戦争があったことを子どもに伝えることで、命の尊さや、日々の感謝を感じるきっかけにもなりました。
今年は新型コロナウィルスの流行もあり、今まで当たり前だったことがとても尊いことだったのだと気付かされる機会も多々あります。未来を生きていく子ども達が、明るく、たくましく成長していってほしいと思います。
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