保育園から車で10分ほどの場所に，コロポックルの森(野外保育場)があります。
生き物が住み，様々な草花が見られる自然豊かな場所に，私たちは毎月おじゃまをしています。
先日は風組がコロポックルの森へ行って梅の収穫をしてきました。
梅の木は理事長先生と常務理事先生が管理してくださり，毎年子ども達や職員が自然の恵みをごちそうになっています。
梅の木や実がどのようになっているのかを観察したり，匂いを嗅いだりしながらたくさん収穫しました。
今回収穫した量は，なんと２０．８キロ！！
完熟した梅も多く，桃のようないい匂いがしました。

梅収穫時の一コマです。
かごいっぱいになった梅を背負いたい子がいました。だいたい７キロくらいでしょうか。
足に力を入れて踏ん張り，「やったー！背負えた！」と満足顔です。
しかし，実は後ろに手伝っていた子がいたのです。
そうと知らずに喜ぶ子，後ろで必死の形相でかごを持つ子と対照的な姿ですが，そこから相手を思いやる優しい気持ちが感じられ，心が温かくなりました。
自然の中での体験は，子ども達の貴重な経験として残ります。
子ども達にはコロポックルの森で様々な経験をして欲しいと思っていますし，私達職員も子ども達から学ぶものはとても大きいです。