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長町自由の星保育園

宮城県仙台市太白区長町
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お知らせ

2023年4月25日 コロポックルの森〜春のたより〜
『大好評!森からの恵みおやつ:筍ごはん』

大崎市古川にあるコロポックルの森(野外保育場)も、今の季節は春爛漫。春のコロポックルの森は、樹齢30年〜40年の桜(ソメイヨシノ)が20本程あり、満開になった桜は、とても見事です。今年は開花が早く、4月10日過ぎには、花吹雪が風に舞い、とても綺麗でした。暖かい日が続き、こぶし、すいせん、たんぽぽが同時に咲き、とてもにぎやかな春になりました。朝夕には、キジが散歩をしながらカン高い声で鳴き、うぐいすも「ホーホケキョ・ケキョ・ケキョ・ケキョ」とうぐいすの谷渡りを唱えています。
そして竹林には筍が頭を出し始め、理事長と園長が掘ってくれた筍で先日『筍ごはん』を作り、おやつでいただきました。あまりの美味しさに、子ども達からは「おかわり〜!」の大合唱。「この筍甘い!」「柔らかくて美味しい!」と大好評でした。これだけ大好評なのには、実は、理事長と園長の子ども達に旬の美味しいものを届けたい!という強い思いがあったからなのです!
筍は、土の中から頭をちょこんと出している位で掘ることが、まず一つ目のポイントです。それを探すことがなかなかの目利きが必要となります。そして発見したら、筍を傷つけないように土を掘るのですが、これもなかなか難しく、掘っている最中に「あっ・・・・・傷つけたかも・・・。」と思うこともしばしば。そして、筍の命は掘って30分!と言われているぐらい鮮度が大切で、今回も掘って30分で皮を剥き、大きな鍋で茹でて運ばれてきました。穫れたての筍は、この30分以内で茹でることで、通常なら灰汁をとるために米ぬかや米のとぎ汁を使用して茹でるのですが、そのようなものを一切使用せず、尚且つそのとぎ汁を入れてごはんを炊くと、それはそれはいい香りが広がり、えぐみのない筍の美味しさがぎゅと詰まった筍ごはんが完成します!それを食べた子ども達はなんと正直なことでしょうか、「美味しい!」と最高の笑顔で食べる子ども達を見て、私達も嬉しく思いました。
食べることは一瞬ですが、食卓に届くまでには、手間や愛情がたくさんかけられて届けられていることを実感します。そして森の豊かな恵みに感謝です。
2023年4月25日 コロポックルの森〜春のたより〜
『大好評!森からの恵みおやつ:筍ごはん』

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